投信概況（10日）インド株ファンドが大幅反発

投信概況（10日）インド株ファンドが大幅反発

10日の東京株式市場は、不動産や銀行関連が上昇して小幅続伸となった。
9日のアジア各国の株式市場は堅調に推移。金融不安の後退を好感した米国株高を受け、おおかた値上がりしている。
　 なかでも、インド株式市場は、左翼勢力による閣外協力撤回を受けて急伸。政治状況は不安定なままだが、アジア圏の相場が好調だったこともあり、上げ幅を拡大した。ＳＥＮＳＥＸ指数は4.6％のプラスとなり、「新生・ＵＴＩインドファンド」などのインド株ファンドが総じて高い。
　 また、上海市場では、企業収益の伸びがインフレ抑制策による影響をカバーするとの見方が広がった。これを受け、中国上海総合指数は3.8％高、「上海株式指数・上証50連動型上場投資信託」が上昇している。
　 一方、米国ＲＥＩＴ市場は急反落。前日の大幅反発に加えて、金融関連の軟調な展開が相場の重しとなり、ＮＡＲＥＩＴ指数は7％と大きく下落した。「ＡＩＧ米国ＲＥＩＴファンド」などの米国ＲＥＩＴファンドが値下がり率上位を占めている。

時事通信 - 2008年7月10日



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